34.ゆうとくんのおたんじょうび


娘が大好きないとこのゆうとくんは、5月に2歳のお誕生日を迎えました。
娘はまだ寒い頃から、お誕生日のプレゼントをあれこれ考え、
ゆうとくんが喜びそうなものを、手作りすると言い出しました。

娘がプレゼントに選んだのは、【きょうりゅうのたまご】のサイトマスター
やまだゆきこさんが出版している『ママの手作り布絵本』の中にある、
『サンタさんがやってきたよ』という布絵本の作品です。

まだ小学校3年生の娘に、布絵本は荷が重いとは思いましたが、
私が少し手を貸してやれば、何とかなるかもしれません。

どうしても作ってみたいと言い張る娘に、難しそうな何箇所かを除いて、
あとは全て娘の手でやり遂げることを約束させました。

やまだゆきこさんに事情をメールし、お友達のよしみで無理をお願いをして、
子供でも扱い易いフエルトを中心に、作成キットを揃えてもらいました。

娘は、作品をオリジナルアレンジして、『ゆうとくんのおたんじょうび』というタイトルにし、
3ヵ月後のバースデイを目指して、意気揚々と絵本作りに取り掛かりました。

ところが……

世の中そんなに甘くはありません。(笑)

ミシンでただ直線を縫うにも、アップリケの端をかがるのも、
時間のかかることといったりありません。

季節はすぐに春になり、あっというまにお誕生月が来てしまいました。

お誕生日前日にも、絵本はまだ半分ほどしか出来ていませんでした。

ここで私が手を貸して、寝ないで仕上げでもすれば、間に合ったかもしれませんが、
それでは娘とした約束を破ってしまうことになります。

私はぐっと我慢して、例えお誕生日に間に合わなくても、
最後まで自分で頑張るように言い聞かせました。

そして月日はさらに流れ、梅雨が過ぎ夏が来て、セミも煩く鳴き始めた7月、
ようやく布絵本が完成しました。

ばらばらのページを紐で綴じて、布絵本が出来上がった時、
私と娘は手を取り合って、小躍りして喜びました。

私は記念写真を撮りながら、プレゼントしてしまうのがちょっぴり惜しいとさえ思いましたが、
娘は1秒でも早くゆうとくんに渡したい様子で、ラッピングを始めました。

無謀とも思えた布絵本への挑戦でしたが、手作りする喜びと、最後までやり遂げた感動を、
娘と一緒に味わえた、とても素敵な経験でした!!

後日、布絵本を贈ったゆうとくんのママから写真つきのメールが届きました。

ゆうとは、あやのちゃんのプレゼント
すっごく楽しんでいます。
「ゆうとのたんじょうびどこ?」
と、探してはあそんでいます。
手紙は、「ゆうとの大事」言って
開けてはしまってます。

娘はこの文面をまるっと覚えて、何度も繰り返して口にしながら、嬉しそうにしていました。

頑張ってよかったね!あやちゃん。^^


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