読み切りショートストーリーとエッセイを楽しむWebマガジン

  1. 最近の記事
  1. クリスマス

クリスマス・イブ

11時53分、あと7分でイブも終わりだ。イブだというのに残業をして、終電に間に合うように、浮かれる街を駆け抜けている。好きでやっている仕事だけれ…

  1. クリスマス

クリスマスプレゼント

シャンシャンシャンシャン……「この音、良いだろう?」彼が自慢げに言う。「すごく、らしいね」僕は相槌を打ってやった。最近、…

  1. クリスマス

サンタクロース

「ねえ、たっくん、たっくんはサンタクロースに何をお願いしたの?」ほらきた!まただ。ママは先週から何度も僕に欲しい物を聞いてくる。僕はもう2年…

  1. クリスマス

あわてんぼう

ジリリリリリリ!けたたましいベルの音に飛び起きた彼は、まだ半分しか開いていない目で、特製時計の文字盤を見た。彼が持っている1年時計の金色の針は、…

  1. クリスマス

約束

明るい日差しがクリスマスツリーを照らし、行き交う人の多さと賑やかな笑い声に、思わず目を細めてしまった。長い間あんなところでじっとしていると、光と音と…

  1. クリスマス

クリスマスは一緒に 3

「うそだろ?……」茫然と立ち尽くすアイツに、皆があわれみの表情を向ける。「おまえ、ついてねぇな」ポンと肩を叩いた先輩は、自分が行かなくて…

  1. クリスマス

クリスマスは一緒に 2

「本当にいいのか?」「ああ、今年の東北出張は俺が行くから安心しろ」毎年この時期にある東北への出張は、クリスマスを挟んだ5日間。当然、家族…

  1. クリスマス

クリスマスは一緒に 1

「えっと……あの、じゃあ、来年のクリスマスは一緒に……」なんとかそこまでは言葉にしたけれど、その先は嗚咽になった。涙がこらえられなかったから。…

  1. クリスマス

流れ星

「ああ、しまった!」神様は、サンタクロースに渡そうとした3つの“願い星”のひとつを、うっかり取り落としてしまった。“願い星”というのは、神様が1…

  1. クリスマス

うさぎ

「ねえ、あなた、私、お仕事に出てもいいかしら?」終電で帰宅して、レンジで温めた夕食の皿をつついていると、パジャマ姿の妻が話しかけてきた。「仕事っ…