読み切りショートストーリーとエッセイを楽しむWebマガジン

  1. 最近の記事
  1. 世にも奇妙な物語

時計 ―第2幕―

「あの日のあなたったら、本当に積極的だったのよ。急に話しかけてきて、強引に食事に誘ったんだから。」玲子はクスリと笑いながら言った。「俺だって…

  1. 世にも奇妙な物語

共感覚

「ええ、音を聞くとはっきり色が見えるんですよ。赤とか、黄色とか……。我々のような感覚を持つ仲間は、10万人に1人とも、200人に1人とも言われていますが…

  1. 世にも奇妙な物語

ズレる

春色の口紅を塗り終えて鏡に向かってニッコリと微笑む。うん、OK。綺麗にカールした睫も、ほんのり入れたチークも決まっているし、瞼に乗せた微妙なパール感など…

  1. 世にも奇妙な物語

殺しても死なないくらいタフ。誰もがそう思っていた部長が、あっさりと逝ってしまった。「ちょっと具合が悪いから医者行ってくる。」月曜の夕方、珍しく医者な…

  1. 世にも奇妙な物語

奇跡

「お前そんな時計使ってんのかよ、だっせーなあ」「うっせーな、ほっとけ!」この春から大学に通う男にとって、文字盤にアニメのキャラクターが着いたその…

  1. 世にも奇妙な物語

3つの願い

目覚まし時計を止めた後、二度寝したのが失敗だったな。淳雄は少し焦りながら、駅までの道を急いでいた。近道しようと人気のない神社を横切って走りだした…

  1. 世にも奇妙な物語

優しい目

うららかな春の陽射しが降り注ぐ土曜日の朝だというのに、私はいつものバス停にスーツ姿で立っていた。職場では、課長が土曜に会議を開くのは、二日続けて家にいると奥様…

  1. 世にも奇妙な物語

おかしな時代

「本当に気づかないんだってば!」「そんなこたぁないだろう?いくらなんでもお前が隣にいたら絶対に気づくって。」「この間なんて、若い男とエレベー…

  1. 世にも奇妙な物語

いで時計店

「また一方通行だわ……」トラブルの謝罪で郊外の客先を訪ね、さんざん嫌味を言われた帰り道、晴れない気分をどうすることもできず、イライラしながら運転して…

  1. 世にも奇妙な物語

神様が居る!

こんなことを言ったって、君は信じないかもしれないが、この世の中には、君が思うよりずっとたくさんの“神様”が居るんだよ。あ、今、笑ったね。いい…