まだ幼稚園に行っている頃から、ママよりもずっと記憶力が良く、
口ベタなパパよりもずっと上手にお喋りが出来る娘に、
いつしか過度の期待をかけるようになってしまったのかもしれません。

現在小学3年生、まだわずか9歳の娘は、ふと気がつくと、
とても多忙な一週間を送るようになっていました。

水曜は学研教室(学習塾)と造形教室。
木曜はピアノ。
金曜は新体操。
土曜は隔週でトールペイントに行った後、学研教室に行きます。

学研教室からは毎日しなくちゃいけない宿題が出ていて、
もちろん、学校からも毎日宿題が出ます。

レベルの上がってきたピアノは、家でも練習しないとお話にならず、
お風呂上りの柔軟体操をやめたら、新体操の演技なんてできません

おまけに赤ちゃんの頃から親しんできた、キャラクターが可愛い通信教育教材も
絶対やめないと言い張るので、毎日ドリルをこなしています。

決して動作の早くない娘なのに、毎日しなくてはいけない事がたくさんあるので、
私は、つい、「早く!早く!」と急き立ててしまいます。

娘にはよく、「無理な事、したくない事は、キリの良いところまで頑張ってやめてもいいのよ」
と言うのですが、どれもそれぞれ遣り甲斐があるらしく、やめたくない様子。

娘の得て不得手、向き不向きを判断し、お稽古の的を絞って、負担を軽くしてやることが、
親の役目かもしれないと思うこともあります。

それでも、毎日頑張って、競技大会や発表会、検定テストなどで、思った以上の成果を出し、
嬉しそうにまた頑張る娘を見ていると、もっと続けさせてやりたいとも思うのです。

30分も歩いて(学校が遠い!)学校から戻った娘に、おやつを頬張らせながら宿題をさせ、
「早く!早く!」とお稽古にせきたてる私は、もしかして教育ママでしょうか?