30.先行投資してみうる。
5年前、初めて買ったパソコンは、高機能のノートタイプで、
ハワイに二度行けるほど高額でした。
購入の理由は、「家計簿を楽しくつけるため」。
けれど、家計簿は1年そこそこでリタイヤし、
この高機能パソコンが他に活躍したのは、
年賀状制作と、娘のお絵かきくらい。
夫にはその後、「世界一高い家計簿だった」とからかわれました。
それでも、今、私は3台目のパソコンを使って仕事をし、
情報を収集し、記録を残し、表現活動をしています。
パソコンを通じて大勢の友人をつくり、夢を持ち、
自分の世界がどんどんと広がっています。
もちろん、再開した家計簿も、ちゃんとつけ続けていますよ。(笑)
5年前の先行投資は、着々と回収中です。
新しい自分を見つけたいと思っているあなた、
何かに“先行投資”してみてはいかがですか?
29.やめてみる。
夏休みはママにとって、家事や育児が普段より大変な時期です。
繰り返す家事や育児を、もうイヤ!と思ったことはありませんか?
そんな時は思い切って、家事も育児もやめちゃいませんか?
友人、知人、夫に頼って、全部任せてしまいましょう。
先日、二児のママである友人と、日帰り旅行に出かけました。
家事と育児から離れ、趣味の仲間と楽しんで、
夕暮れが近づいた頃、友人が言まいた。
「子供に会いたくなってきた」
友人はまるで、恋人の元へでも戻るような様子で、
いそいそと帰っていきました。
時々ちょっとやめてみることで、
大切なものへの愛しさがはっきりとします。
少しだけやめてみた後は、これまでと同じ繰り返しの毎日も、
なんだか少し輝いて見えるから不思議です。
28.習い事をはじめてみる。
最近、人の話していることを、真剣に熱心に、
集中して聴いたのはいつですか?
大人になって、テストも通知表も無くなって、
「学ぶ」ことから離れてしまうと、
人の話を真剣に聴く、という事が減ってしまうと思いませんか?
家族や恋人と交わす会話は、リラックスして聴くものですから、
必死で聴いたりはしませんし、
会議している時だって、「今日のお昼は何にしよう?」などと、
ぼんやり考えていることがあります。
でも、真剣に熱心に、集中して話を聴いて、
そこから何かを学び取り、自分のものにする快感を、
あなただって知っていますよね。
だから、もう一度、そんな時間を作ってみましょう。
習い事を始めてみませんか?
週に一度の習い事で、先生の話を真剣に聴いて、
熱中して過ごす時間が、のんびりしていた脳みそに渇を入れます。
生活にメリハリができて、体までがシャッキッとします。
ちなみに、私は、最近、フラメンコをはじめました。
メリハリもシャキッも手に入れましたが、
繰り返す筋肉痛も、おまけについてきたのは誤算でした。(笑)
27.アワアワにしてみる。
猫足のバスタブを、シャボンの泡でいっぱいにして、
片足を高く上げたりしながら、バスタイムを楽しむ美女…
を想像してみてください。
思わずニンマリしてしまった男性も、美女ならサマになるわよね、と思った女性も、
今夜はバスタブをアワアワにして、ゆっくり浸かってみませんか?
柔らかな泡の感触は、あなたを優しく包み込み、心と体を元気にします。
心からリラックスした人間の脳には、特別なホルモンが分泌されて、
疲労物質を解消し、明るく前向きな思考を誘発するのですって。
だから、心にくすぶる悩みごとも、溜まってしまった体の疲れも、
緩やかに消え去っていくはずです。
お風呂上りに飲むミルクコーヒーも、いつもよりひと手間かけて、
ミルクを軽くホイップし、アワアワにしてみましょう。
お風呂でホカホカに温まった体を、熱いカプチーノで中からも暖めて、
さめないうちにベッドに入れば、
とろけるようにぐっすりと眠れること請け合いです。^^
翌朝の目が覚めるのが、きっと、楽しみになりますよ♪
26.思い出してみる。
探し物をしていたら、懐かしいものを見つけました。
それは、まだ歩けない娘を録画したテープ。
食事の支度をする私の足元に絡み付いて、
おっぱいをねだる様子が写っていました。
キッチンマットに突っ伏して、この世の終わりのような声で、
「おっぺ~」と泣き崩れる娘の、可愛いことといったらありません。
カメラを向けられているのに気付くと、「えへっ」とテレ笑いをし、
「おしまい」と少し怒ります。
ちっともおっぱいをくれないママに、
仕方なく自分の指を吸い始めたものの、
やっぱりおっぱいが欲しくてたまらず、
また床に泣き崩れながら、まだカメラを向けているパパに、
八つ当たりをはじめます。
やっと抱き上げられたときに見せた笑顔は、
まさに、天使の微笑みでした。
最近生意気になった娘と、
本気で言い合いをすることもしばしばの私は、
余裕の笑顔で娘に接するビデオの中の自分に、
他所のママを見ている気分になりました。
そして、
こんなに大きく育ってくれた娘と、
育ててあげられた自分や家族を、
ちょっぴり誉めたくなりました。
あなたも、思い出してみませんか?
今のこの時間に繋がっている、あの頃の自分と、
自分のまわりの人達のことを。
25.数えてみる。
「ホクロの数を数えると増える」って、聞いたことはありませんか?
そして、試しにちょっと数えてみたら、
本当にだんだん増えていって、驚いたことはありませんか?(笑)
それは実際にホクロが増えたんじゃなくって、
数えることで、それまでは気づかなかったホクロにも気がついただけ。
けれど、数えると増えるのは、
ホクロばかりではありません。
あなたは、「自分の良いところ」を数えてみたことがありますか?
ものは試し、今からちょっと数えてみてください。
「私ってけっこう頑張り屋よね」とか、
「そういえば、よく、親切な人って言われるっけ」とか、
「こう見えても実は優しい」とか、
数えはじめてみると、だんだん思いだしてきませんか?
そんなふうに自分の良いところを思い出している今の顔、
ちょっと鏡に映してみてください。
「イイ顔」してると思いませんか?
ね?またひとつ、あなたの素敵なところが増えました。^^
自分の良いところ、ゆっくり数えてみませんか?
24.ジンクスを信じてみる。
私がまだOLだったころ、とても気に入っていたコートがありました。
柔らかな手触りで暖かく、身に着けると気持ち良かったのを覚えています。
そして、このコートを着ていると、なぜか小さな良い事が重なるので、
私はその真っ赤なコートを、ひとり、「幸せの赤いコート」と呼んで、
ここ一番のお出かけのときには、必ず着て出かけることにしていました。(笑)
あれからずいぶん時間がたって、さすがに「幸せの赤いコート」は
現役を退きました。
ところが、最近、
さくらの花が咲きはじめる頃から、ときどき羽織るようになった、
「白いショートジャケット」を着ていると、
ちょっと嬉しい出来事が、いつも起きていることに気づきました。
とても嬉しいことがあった今日も、
やっぱり着ていたこの「白いジャケット」
命名は、「ハッピーホワイトジャケット」です。^^
ジンクス、信じてみませんか?
23.磨いてみる。
ピカピカ、キラキラ、ツヤツヤ…
そんな言葉を聞いて、あなたは何を想像しますか?
宝石、瞳、美しい髪、夜空に輝く星…
何を想像するにしても、素敵なものには違いありませんよね。
そして、私が想像するのは、爪。
最近、爪を磨くのに凝っています。
意外と目につく指先には、どうしても生活感が出てしまって、
せっかく綺麗にお化粧しても、ボロが出てしまうことに気付きました。
そこで、指を綺麗に見せようと、
マニキュアを塗ってみたりもしたのですが、
忙しい主婦の手では、せっかく塗ったマニキュアも、3日持てば良い方です。
はげかかったマニキュアならば、塗っていない方がまだましですし。
マニキュアに比べると、磨いた爪は持ちがよく、
序々に艶がなくなるものの、
磨いた日から一週間は、綺麗な指先でいられます。
磨いたばかりの時なんて、自分で見惚れてしまうほどに、
ピカピカ、キラキラ、ツヤツヤ…
爪磨き専用キットは、500円ほどで手に入ります。
爪、磨いてみませんか?
22.切り刻んでみる。
キラリと光る刃をかざし、
大きく息を吸い込んで、一気にハサミを動かします。
ジョキ…ジョキ、ジョキ……
「元気とポジティブシンキング」が取り柄の私ですが、
時にはどーんと落ち込んで、
全てがイヤになってしまったり、
わけもなくイライラしたり…
そんな時はものすごく破壊的な気分になって、
何かを壊してしまいたくなります。
昔は新聞紙を破っていました。
ビリビリと大きな音を立て、紙くずの山が出来る頃には、
気持ちもすっきりしています。
ただ、この方法はごみを片付けるのが大変だし、
リサイクルされるはずだった新聞がゴミになってしまいます。
そこで、
新聞を破る代わりに、要らなくなった布
(着られなくなった服や古くなったタオル)
を切り刻んでみることにしました。
ハサミで切り刻むという非日常的な行動は、
追い詰められた気分を、逆に正常に戻します。
切り刻まれて山になった布切れは、
今、下駄箱の横で、缶の中に納まり、
お気に入りのパンプスを磨くために使われています。^^
破壊的であると同時に、
リサイクルもできて、
大切な靴をピカピカにできるこの方法、
あなたも、一度試してみませんか?(笑)
21.明かりをつけてみる。
先日は明かりを消せって言ったばかりじゃない?
そう疑問を持たれたあなた、
人生、全て、「逆もまた真なり」です。^^
で、どんな明かりをつけるかというと、
それは、間接照明、セカンドライト、
つまり、メインじゃない明かり、
もっというならば、別に無くても困らないんだけれど、
あるとなんとなく素敵、という明かりです。
リゾートホテルのベッドサイドライトや、
お洒落なレストランのテーブルライトもそうです。
これを自宅や自室にも取り入れましょう、
小さな明かりをひとつ余分につけるだけで、
今までと同じ部屋が、違う空間に見えてくるから不思議です。
今、我が家のリビングでは、常にテーブルライトが灯っています。
なぜなら、娘がすぐにスイッチを入れてしまうから。(笑)
やわらかなオレンジ色の光をうっとりと眺め、
「ママ、綺麗だねぇ」と微笑む娘の毎日は、
きっとHappyに違いありません。
小さな明かりを、ひとつ余分につけてみませんか?